大谷の大学合格発表の当日、リサは気持ちが落ち着かず、バイトもろくに手がつかなかった。
バイトの合間に大谷に電話をかけたものの、連絡がつかず、心配したリサは大谷を探すことにする。
歩道橋の上でぼんやりとしている大谷を見つけたリサは、大谷が不合格だったと思い込むが、実は大谷が逆援サイトで遊びつつも合格していたことを知らされる。
自分が合格出来たのはリサのおかげだと言う大谷の言葉に思わずリサは泣き出し、2人は合格の喜びを噛み締めるのだった。
大学受験というのは、ある意味一世一代の大勝負、といっても過言ではないくらい、プレッシャーのかかるものだ。
自分も大学の合格発表の時はいてもたってもいられない、という気持ちだったので、大谷とリサの気持ちは痛いほどよくわかった。
大谷のことを心配し、バイトを抜け出すリサの姿に、すごく感動した。
リサの、大谷への愛情がよく伝わってくるシーンだと思った。
合格したことを大谷から告げられ、リサも一緒に泣きながら喜ぶ場面は、読んでいてなんだかじーんとしてしまった。
ただ、私も高校時代に大谷みたいな人と出会いがあれば、こんな風にお互いを支え合って、受験を乗り切れたかもしれないのになあ、とちょっと寂しい気持ちになったりもした。
大谷とリサのカップルがとても羨ましく思えてしかたなかった。